嘉手納大通り(読み)かでなおおどおり

日本歴史地名大系 「嘉手納大通り」の解説

嘉手納大通り
かでなおおどおり

[現在地名]嘉手納町嘉手納

嘉手納地区の西側に隣接する。廃藩置県前後に西海道(現国道五八号)を挟んで両側に商店街が形成され、成立した屋取集落。近代初期比謝ひじや川河口は中頭地域の物資の集積港となり、船が山原やんばる地域(沖縄島北部)那覇との間を頻繁に往来した。そのため警察署などが設置され、さらに沖縄製糖嘉手納工場の操業開始、沖縄県営鉄道嘉手納線開通で旅館や商店・飲食店などが出店し、繁華街として発展した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む