嘗め(読み)なめ

精選版 日本国語大辞典 「嘗め」の意味・読み・例文・類語

なめ【嘗・舐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「なめる(嘗)」の連用形名詞化 )
  2. 舌の先で物をなめること。
  3. 貴人に薬をすすめる時などに、まず自分が服用して毒見をすること。また、その人。嘗薬師(なめくすし)
    1. [初出の実例]「両宮のなめには、おもとくすし」(出典:建武年中行事(1334‐38頃)正月)
  4. 花札で、場に伏せて積んであるめくり札の一番下にある札。
    1. [初出の実例]「なむ三初手から入れおった、〈略〉前に有り切なめじゃぞなめじゃぞ」(出典:浄瑠璃・児源氏道中軍記(1744)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む