嘱累(読み)ぞくるい

精選版 日本国語大辞典 「嘱累」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐るい【嘱累】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏が弟子たちに教えを授けてのちに伝えるようその流布を委任すること。したがって経典には多く最後に嘱累品がある。付嘱
    1. [初出の実例]「富楼那之弁説殆不及歟。就中属累前後之論。詞林花鮮。法水浪清。満座之人揮随喜之涙而已」(出典明衡往来(11C中か)上末)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む