囂塵(読み)ごうじん

精選版 日本国語大辞典 「囂塵」の意味・読み・例文・類語

ごう‐じんガウヂン【囂塵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「囂」は騒音がはげしい意 ) 騒音と塵埃(じんあい)。さわがしく、またほこりっぽいこと。転じて、繁華の地。また、わずらわしい俗世間。俗世のけがれ。きょうじん。
    1. [初出の実例]「物外囂塵遠。山中幽隠親」(出典:懐風藻(751)奉和藤太政佳野之作〈葛井広成〉)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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