四十二館跡(読み)しじゆうにだてあと

日本歴史地名大系 「四十二館跡」の解説

四十二館跡
しじゆうにだてあと

[現在地名]大曲市藤木 乙糠塚、六郷西根 沼福田

藤木ふじきの北、六郷西根ろくごうにしね地内にかかる水田中に位置する。須恵器土師器出土。県史跡。

中世豪族の居館跡とみられ、延宝六年(一六七八)の「覚」(大曲市郷土史資料)に、康平年中(一〇五八―六五)「大保寺仁王(中略)当村大保之内四十二館ト申所ニ御建立」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android