水取・主水・水部(読み)もいとり

精選版 日本国語大辞典 「水取・主水・水部」の意味・読み・例文・類語

もい‐とり もひ‥【水取・主水・水部】

〘名〙 (「もい」は水の意) 飲料水のことなどをつかさどること。また、その人。宮内省被管の主水司(もいとりのつかさ)の下級官人。水戸(もいとりべ)を率いる伴(とも)もんどり。もんどん。もんど。
古事記(712)中「此は宇陀水取(もひとり)等の祖ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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