主水司(読み)シュスイシ

  • もいとりのつかさ
  • もいとりのつかさ〔もひとり〕
  • もんどのつかさ
  • 主=水▽司
  • 主=水▽司/▽水▽司

世界大百科事典 第2版の解説

令制の宮内省所属の官司天皇皇后や朝儀などに供する飲料水,手水,饘(かたかゆ)・粥(しるかゆ)(今日の・粥),をつかさどる。職員は正(長官),佑(判官),令史(主典)各1人,水(氷)部(伴部)40人,水(氷)(品部)など。《延喜式》には守御井も見える。後宮には水司,春宮坊には主漿署もある。令制以前には伴造の水取(もいとり)氏などと部民の水取部がある。水部は水取氏や鴨氏などの負名氏(なおいのうじ)から任じられた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 令制の宮内省の被官。宮中の粥(かゆ)、水および氷室の事をつかさどる役所。正(従六位上相当)・佑・令史・水部などの官人がいた。もんどのつかさ。〔令義解(718)〕

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世界大百科事典内の主水司の言及

【主水司】より

…令制の宮内省所属の官司。天皇,皇后や朝儀などに供する飲料水,手水,饘(かたかゆ)・粥(しるかゆ)(今日の飯・粥),氷をつかさどる。職員は正(長官),佑(判官),令史(主典)各1人,水(氷)部(伴部)40人,水(氷)戸(品部)など。《延喜式》には守御井も見える。後宮には水司,春宮坊には主漿署もある。令制以前には伴造の水取(もいとり)氏などと部民の水取部がある。水部は水取氏や鴨氏などの負名氏(なおいのうじ)から任じられた。…

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