四姓の使(読み)シセイノツカイ

デジタル大辞泉 「四姓の使」の意味・読み・例文・類語

しせい‐の‐つかい〔‐つかひ〕【四姓の使】

神嘗祭かんなめさいに際し、毎年陰暦9月11日に朝廷から伊勢神宮に差し遣わされた奉幣使。平安時代以後、五位以上の王氏正使とし、中臣なかとみ忌部いんべ卜部うらべの三氏が共に当たった。

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