デジタル大辞泉 「中臣」の意味・読み・例文・類語 なかとみ【中臣】 古代の氏族の一。天児屋命あまのこやねのみことの子孫と伝えられる。大和朝廷に忌部いんべ氏とともに仕え、代々神事・祭祀をつかさどった。初め連むらじ、のち朝臣あそみ姓となり、鎌足かまたりの死に際して藤原の姓を賜った。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「中臣」の意味・読み・例文・類語 なかとみ【中臣】 古代の有力な氏族。大和朝廷に祭祀をもって仕え、はじめ連(むらじ)、後に朝臣、さらに大中臣朝臣。鎌足のときに藤原の姓を賜わり、忌部(いんべ)氏と勢力を争った。神祇官・伊勢祭主などを歴任。後に藤波と姓を改め、明治に子爵となった。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例