四手井山遺跡(読み)しでいやまいせき

日本歴史地名大系 「四手井山遺跡」の解説

四手井山遺跡
しでいやまいせき

[現在地名]奈半利町 四手井山

四手井山とよばれる標高約三〇メートルの丘陵端の舌状台地上にある複合遺跡で、現在山林水田になっている。遺跡は弥生中期の遺物包含地を主体とするが、この弥生遺跡の近くにコゴロク廃寺の瓦を焼いた窯の灰原がある。さらに弥生遺跡と灰原の中間に安政五年(一八五八)に奈半利浦辰七によって開窯された奈半利焼窯の一部が残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android