四手井山遺跡(読み)しでいやまいせき

日本歴史地名大系 「四手井山遺跡」の解説

四手井山遺跡
しでいやまいせき

[現在地名]奈半利町 四手井山

四手井山とよばれる標高約三〇メートルの丘陵端の舌状台地上にある複合遺跡で、現在山林水田になっている。遺跡は弥生中期の遺物包含地を主体とするが、この弥生遺跡の近くにコゴロク廃寺の瓦を焼いた窯の灰原がある。さらに弥生遺跡と灰原の中間に安政五年(一八五八)に奈半利浦辰七によって開窯された奈半利焼窯の一部が残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android