奈半利町(読み)なはり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

奈半利〔町〕
なはり

高知県南東部,奈半利川河口左岸の町。土佐湾に面する。 1916年町制。中心集落の奈半利は,紀貫之の『土佐日記』に奈半ノ泊 (とまり) と記された地で,江戸時代は野根山街道の分岐点として繁栄。奈半利川上流域の魚梁瀬 (やなせ) の森林地帯を控え,貯木場,製材所があり,商港としての奈半利港から林産物,木材などを阪神地方へ積出す。周辺地区は農業が主体で,米作のほか,施設園芸が行われる。南部の加領郷付近は室戸阿南海岸国定公園に属する。海岸部を国道 55号線が通じ,奈半利川沿いに 493号線を分岐。面積 28.36km2。人口 3326(2015)。

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