四手駕籠(読み)よつでかご

精選版 日本国語大辞典 「四手駕籠」の意味・読み・例文・類語

よつで‐かご【四手駕籠】

  1. 〘 名詞 〙 四本の竹を四すみの柱とし、割竹で簡単に編んで作り、小さい垂れをつけた粗末な駕籠江戸時代庶民辻駕籠に常用した。四手
    1. 四手駕籠〈江戸職人歌合〉
      四手駕籠〈江戸職人歌合〉
    2. [初出の実例]「四つ手駕くたびれて乗る物でなし」(出典:雑俳・柳多留‐七(1772))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android