四火関門(読み)しかかんもん

精選版 日本国語大辞典 「四火関門」の意味・読み・例文・類語

しか‐かんもんシクヮクヮンモン【四火関門・四花患門】

  1. 〘 名詞 〙(きゅう)つぼ一つ。腰に近い背中の部分で、四角な紙を貼って、その四隅に当たるところ。また、そこにすえる灸。しか。
    1. [初出の実例]「別にやせてとぎすとぞなく〈松意〉 思ひの火四花患門にさればこそ〈一鉄〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)下)
    2. 「薬よ、鍼(はり)よ、四花患門、祈祷立願残る方なく」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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