四言教(読み)シゲンキョウ

デジタル大辞泉 「四言教」の意味・読み・例文・類語

しげん‐きょう〔‐ケウ〕【四言教】

中国王陽明弟子に授けた4句の教訓。「善無く悪無きは心の体、善あり悪あるは意の動、善を知り悪を知るはこれ良知、善をなし悪を去るはこれ格物」をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四言教」の意味・読み・例文・類語

しげん‐きょう ‥ケウ【四言教】

〘名〙 中国、明の王陽明が道を学ぶ心得として門人に授けた教義で、「無善無悪是心之体、有善有悪是意之動、知善知悪是良知、為善去悪是格物」の四句の教え。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android