四足町(読み)よつあしまち

日本歴史地名大系 「四足町」の解説

四足町
よつあしまち

[現在地名]静岡市中町なかちよう

駿府城北西の四足門近く、駿府城下横筋(横町)第八行東端の両側町。西は本通ほんとおり一丁目、東は城堀、東端から北東に縦筋(縦町)第一行の通りが駿府浅間社(静岡浅間神社)に向かって延びる。四ッ足町とも書く(以上、町方絵図)町名は今川氏館の四足門があったことにちなむとか、駿府城四足門に由来するなどという。寛永三年(一六二六)には本通四足町とも称された(以上「駿河記」)。貞享三年(一六八六)の時之鐘鋳直集銭帳(県立中央図書館所蔵文書)によると、家数は丁頭家一・本家五・借家二三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android