四過(読み)よつすぎ

精選版 日本国語大辞典 「四過」の意味・読み・例文・類語

よつ‐すぎ【四過】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 午後一〇時すぎ。また、午前一〇時すぎ。
    1. [初出の実例]「大晦日の四つ過(スギ)百目の所へ二十五匁づつ」(出典:浮世草子・万の文反古(1696)一)
  3. ( 午前一〇時すぎの意から ) 衣服などのまだあまり古くなっていないこと。
    1. [初出の実例]「まだ四つ過の緋縮緬」(出典:黄表紙・江戸生艷気樺焼(1785)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む