四郎(読み)しろう

精選版 日本国語大辞典 「四郎」の意味・読み・例文・類語

し‐ろう‥ラウ【四郎】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 第四番目の男子。四男。
    1. [初出の実例]「四郎ぎみ、君をなほうらやましとぞ思らむ思はぬ山に心いるめり」(出典:多武峰少将物語(10C中))
  3. しろべえ(四郎兵衛)」の略。
    1. [初出の実例]「大手が四郎からめてが九郎也」(出典:雑俳・柳多留‐四三(1808))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android