精選版 日本国語大辞典 「四郎」の意味・読み・例文・類語
し‐ろう‥ラウ【四郎】
- 〘 名詞 〙
- ① 第四番目の男子。四男。
- [初出の実例]「四郎ぎみ、君をなほうらやましとぞ思らむ思はぬ山に心いるめり」(出典:多武峰少将物語(10C中))
- ② 「しろべえ(四郎兵衛)」の略。
- [初出の実例]「大手が四郎からめてが九郎也」(出典:雑俳・柳多留‐四三(1808))
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...