回者(読み)まわしもの

精選版 日本国語大辞典 「回者」の意味・読み・例文・類語

まわし‐ものまはし‥【回者】

  1. 〘 名詞 〙 敵の中にひそかに紛れこんで、その内情をさぐる者。間者間諜。忍びの者。
    1. [初出の実例]「敵のまはしものならば、一刻に責め殺せ」(出典:浄瑠璃・百合若大臣野守鏡(1711頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android