回転量子数(読み)かいてんりょうしすう(その他表記)rotational quantum number

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「回転量子数」の意味・わかりやすい解説

回転量子数
かいてんりょうしすう
rotational quantum number

量子論によれば,回転系の角運動量の大きさ,またはある方向の角運動量の成分は勝手な値をとることは許されず,量子数によって指定される。この回転系の状態を指定する量子数を回転量子数という。たとえば,回転運動の全角運動量の大きさの2乗は,hプランク定数とすると (h2/4π2)J(J+1) で表わされる。 J は回転量子数の1つであり,0 または正の整数,あるいは半整数の値をとる。一般に,回転量子数は正または負の整数,あるいは半奇数の値をとる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む