因て(読み)よて

精選版 日本国語大辞典 「因て」の意味・読み・例文・類語

よ‐て【因て・依て・仍て】

  1. 〘 接続詞 〙 ( 「よりて」の変化した「よって」の促音「っ」の無表記 ) =よって(因━)色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「四時の花万木にたえず。是をもてあそびて晨夕老を忘る。よて書院を弄花軒と号す」(出典:夢庵記(1504‐16頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android