デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「因幡八上采女」の解説 因幡八上采女 いなばのやかみの-うねめ ?-? 奈良時代の女官。采女としての禁をやぶって安貴(あき)王の妻となったために不敬罪とされ,郷里の因幡(鳥取県)八上郡に送還される。八上采女をおもう安貴王の歌が「万葉集」にのせられている。稲葉国造(くにのみやつこ)気豆の娘で,藤原麻呂(まろ)(695-737)の妻となり,藤原浜成を生んだという説もある。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by