団栗の背競べ(読み)どんぐりのせいくらべ

ことわざを知る辞典 「団栗の背競べ」の解説

団栗の背競べ

くらべてみても、みんな同じようなもので、大したものはいないこと。特に抜きんでたものがないことのたとえ。

[使用例] どんぐりの背くらべの身すぎ世すぎでいて、この仲間意地の悪さに腹が立つ[林芙美子放浪記|1928~29]

[解説] どんぐりは、この場合、クヌギの実のことで、どれをとっても小さくて、高さの差がほとんどないことからいったもの。

[類句] 一寸法師背比べ

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