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クヌギ

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百科事典マイペディアの解説

クヌギ

本州〜沖縄,東アジアに分布するブナ科の落葉高木。山地,丘陵地にはえ,里山の雑木林の最もふつうの構成種。樹皮は灰褐色で不規則に割れる。葉は長楕円形で先は鋭くとがり,縁には針状の鋸歯(きょし)がある。
→関連項目造林

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クヌギ
くぬぎ / 櫟・椚・橡
[学]Quercus acutissima Carr.

ブナ科の落葉高木。幹は直立し樹皮は灰黒色で深く縦に割れ、アベマキに似るが弾性はない。葉は狭長楕円(だえん)形で長さ7~15センチメートル、縁(へり)に14対前後の鋭い鋸歯(きょし)があり、クリに似るが葉裏には腺点がない。秋に褐葉し、落葉は翌春までかかる。雄花・雌花はコナラに似る。堅果は2年目の秋に熟し、球状で俗にオカメドングリといい、外側に反り返る灰色の長い鱗片(りんぺん)で覆われた殻斗(かくと)に半分以上包まれる。本州以南、朝鮮半島、中国、ネパールの温帯下部にあり、コナラとともに雑木林のおもな林木となる。深根性で水あげがよく、傷口からは樹液が溢出(いっしゅつ)しやすく昆虫類が集まる。材は耐朽性が強く杭(くい)や神社の鳥居にも使われ、椚の字はここから由来する。木炭としては火もちがよく、最近ではシイタケの原木として利用される。古名はツルバミ(橡)といい、実の煎汁(せんじゅう)を衣服の染色に用いた。[萩原信介]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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