…しかし《歴史と文学の旅》といった複合主題の場合,利用者は両方の主題からアプローチしたいが書物は1ヵ所しか空間を占めることができないことが短所である。しかるに,物そのものを代用するのに物の名前があるように,書物そのものの代りをするものとしての書名があり,その書名にもとづき,その実物を手にとらないでもその書物の内容のおよそを見当づけできるものとして図書目録というものがある。図書目録とはいわば書物の戸籍簿である。…
※「図書目録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」