図横柄(読み)ずおうへい

精選版 日本国語大辞典 「図横柄」の意味・読み・例文・類語

ず‐おうへいづワウヘイ【図横柄・頭横柄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ず」は接頭語 ) 非常に尊大で無礼なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「づに合て・能の役者の頭大平」(出典:雑俳・花笠(1705))
    2. 「面と向ッて図大柄(ヅオホヘイ)に『痩我慢なら大抵にしろ』と昇は云ッた」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む