ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「図画見聞誌」の意味・わかりやすい解説 図画見聞誌とがけんもんしTu-hua-jian-wen-zhi 中国,北宋の郭若虚撰の画史。「ずがけんぶんし」ともいう。6巻。唐代の張彦遠撰の『歴代名画記』の体裁にならいそれを継いだもので,唐末,五代,北宋の煕寧7 (1074) 年までの画家の伝記,画論,宋代絵画にまつわる故事逸話を論述する。唐末~北宋間の絵画史の基本的文献。『四部叢刊續編』『画史叢書』などに所収。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by