固唾(読み)カタズ

デジタル大辞泉 「固唾」の意味・読み・例文・類語

かた‐ず〔‐づ〕【固唾】

《古くは「かたつ」とも》緊張して息を凝らしているときなどに口中にたまるつば
[類語]唾液つばよだれつばき生つば

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「固唾」の意味・読み・例文・類語

かた‐ず‥づ【固唾】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古く「かたつ」とも ) 事の成り行きを心配して、緊張する時などに口中にたまるつば。「かたずをのむ」の形で用いる。

かた‐つ【固唾】

  1. 〘 名詞 〙かたず(固唾)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android