生唾(読み)ナマツバ

デジタル大辞泉 「生唾」の意味・読み・例文・類語

なま‐つば【生唾】

おいしそうなものや酸味のあるものを見たり想像したりしたときや、気分が悪かったり興奮・緊張したりしたときなどに、自然に口の中に出てくるつば。なまつばき。
[類語]唾液つばよだれつばきかたず

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精選版 日本国語大辞典 「生唾」の意味・読み・例文・類語

なま‐つば【生唾】

  1. 〘 名詞 〙 おいしそうなものやすっぱいものなどを見たり思い浮かべたりした時に、自然に口の中にたまってくる唾液(だえき)。また、気分の悪い時や、気持が興奮したり緊張したりする時などに自然に出る唾液。なまつばき。
    1. [初出の実例]「生唾(ナマツバ)をひと息のみこんで」(出典:苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉二)

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