固定小数点数(読み)コテイショウスウテンスウ

デジタル大辞泉 「固定小数点数」の意味・読み・例文・類語

こていしょうすうてん‐すう〔コテイセウスウテン‐〕【固定小数点数】

小数点位置を固定して表現された数。コンピューターにおいては、あたかも整数値のように扱うことで処理が容易で高速になるが、絶対値が大きく異なる数同士の計算には向かない。→浮動小数点数

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「固定小数点数」の解説

こていしょうすうてんすう【固定小数点数】

コンピューターで数値を扱う際の表現方式のひとつ。小数点の位置が固定され、整数部と小数部の桁数があらかじめ決められている。浮動小数点数に比べて扱える数値の範囲が狭いが、演算速度は速い。◇「固定小数点形式」などともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android