固定小数点演算(読み)コテイショウスウテンエンザン

デジタル大辞泉 「固定小数点演算」の意味・読み・例文・類語

こていしょうすうてん‐えんざん〔コテイセウスウテン‐〕【固定小数点演算】

小数点位置が固定された固定小数点数を用いて行う四則演算コンピューターにおいては、扱う数の絶対値範囲が限られている計算に用いられ、あたかも整数値のように扱うことで処理が容易になり、高速で計算できる。→浮動小数点演算
[補説]例えば「1500×0.06」という乗算の場合、いったん「1500×6=9000」と整数化して計算したのち、小数点以下の桁数(2桁)から小数点の位置(左に2桁ずれる)を決めて「90」を得る。コンピューターでの実際の演算処理は二進法で行われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む