国による代執行

共同通信ニュース用語解説 「国による代執行」の解説

国による代執行

国が本来果たすべき役割を各都道府県などに委任している「法定受託事務」について、国が自治体に代わり執行すること。地方自治法に基づき手続きを踏む。米軍普天間飛行場の移設計画をめぐっては、沖縄県の翁長雄志おなが・たけし知事が名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消し処分を行った。国は代執行への手続きに入り、処分の撤回を知事に勧告・指示。県側が拒否したため福岡高裁那覇支部に提訴した。撤回を命じる判決が出れば、国が埋め立てを代執行することが可能になる。

更新日:

出典　共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について　情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典：浄瑠璃・新版歌祭文（お染久松）（1780）油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay