国分式土器(読み)こくぶしきどき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「国分式土器」の意味・わかりやすい解説

国分式土器
こくぶしきどき

南関東平安時代を中心とする土器土師器(はじき))型式。千葉県市川市国分寺に関連する8世紀の土器群であろうとの予想のもとに、杉原荘介(そうすけ)(1913―1983)により命名された。これが9世紀以降の所産と考えられるようになったのは、1960年(昭和35)代以降である。坏(つき)の製作轆轤(ろくろ)成形特色とする。須恵器(すえき)の普及もあり、土師器の器種は減少し、煮沸器としての甕(かめ)、それに皿などを主に構成される。

[岩崎卓也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む