コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

国家システム こっかしすてむ state system

1件 の用語解説(国家システムの意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

国家システム

近代の国家関係の基本的枠組み。(1)国家政府に優越する権威は国内・外に存在せず、(2)国家間関係は基本的にアナーキーであると想定し、(3)軍、警察など暴力装置を独占した諸国家が対峙(たいじ)し、(4)各国が経済的自立性(国民経済)を志向し、(5)各国が固有の文化を競い合うというのが特徴。このシステムの基礎は16〜17世紀の欧州で確立。しかし、その基本的特質は今日、変容を遂げつつある。主権国家システムはその枠組みが30年戦争終結時のウエストファリア条約(1648年)に初めて明文化されたことにちなみ、ウエストファリア体制(Westphalian system)とも呼ばれる

(坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

国家システムの関連キーワード近代国家国家責任複合国家文化国家民族国家家産国家基本法司法国家枠組COSOキューブ

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone

国家システムの関連情報