最新 地学事典 「国府津-松田断層帯」の解説
こうづまつだだんそうたい
国府津-松田断層帯
Kozu-Matsuda fault zone
大磯丘陵と足柄平野の地形境界をなす断層帯。構造的にはフィリピン海プレートと陸側プレートの沈み込み境界から分岐した活断層の一つ。相模トラフ下でのM8クラスのプレート境界地震に伴って活動し,単独で活動することはないと考えられている。相模湾内に至る海域部を含む断層の長さは約35km以上で,北東側隆起の逆断層運動が主体である。上下変位速度は約2〜3m/千年,最新活動時期は12世紀以降14世紀前半以前,地表付近での地震時上下変位量は3m程度,平均活動間隔は800〜1,300年と推定される活動度の高い断層帯。参考文献:地震調査推進本部地震調査委員会(2015)
執筆者:宮内 崇裕
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

