国損(読み)コクソン

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「国損」の意味・読み・例文・類語

こく‐そん【国損】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 国家の損失。国の損害。
    1. [初出の実例]「莫太の御国損にも立至り、可申哉」(出典:新聞雑誌‐四五号付録・明治五年(1872)五月)
  3. 天災による一国にわたる損害。
    1. [初出の実例]「雖立替、無当時国損、何及後司訴訟哉」(出典:東大寺続要録(1281‐1300頃)寺領章)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android