国木原村(読み)くにきはらむら

日本歴史地名大系 「国木原村」の解説

国木原村
くにきはらむら

[現在地名]野上町国木原

長谷ながたに村の東、じようだん(三四一メートル)の北側に位置し、北は西流する山田やまだ川を隔てて岸小野きしおの(現那賀郡貴志川町)に接する。村名について「続風土記」は西野にしの丹生にう七社明神社所蔵の天正一二年(一五八四)の文書に「クヌキハラ」とあるから、もとこの地に歴木くぬぎがあって歴木原を村名とし、後に国木原と書いたものであろうとする。中世以来高野山領志賀野しがの庄に含まれ、近世も高野山領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む