大樹(読み)タイジュ

  • たいき

精選版 日本国語大辞典の解説

北海道南東部の地名。十勝平野の南端に位置する。農牧地が多く、第二次世界大戦前は馬の産地として知られた。戦後は酪農が盛ん。
〘名〙
① 大きな木。大木。大きくてしっかりしたもののたとえにもいう。
※今昔(1120頃か)一「或は戟を取り釼を持ち、頭に大樹を戴けり」
※小学読本(1873)〈田中義廉〉二「巣は大樹の枝に懸れり」 〔史記‐封禅書〕
② 「たいじゅしょうぐん(大樹将軍)」の略。たいしゅう。
※職原鈔(1340)下「大将 唐名羽林大将軍、常云幕府、又幕下、又云大樹、又柳営」
※近世紀聞(1875‐81)〈条野有人〉初「大樹(ダイジュ)家慶公には」
③ 大名のこと。
※浮世草子・元祿大平記(1702)七「その外の衆中は、諸国の大樹(ジュ)より再三まねくといへども世にほまれをとる心なければ、人にしらるる名もあらはれず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

大樹の関連情報