国民憲章(読み)こくみんけんしょう(その他表記)Misâk-i Milli

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国民憲章」の意味・わかりやすい解説

国民憲章
こくみんけんしょう
Misâk-i Milli

第1次世界大戦後,ヨーロッパ列強による国土分割の危機に直面したトルコ国民が,イスタンブール議会を通じて採択した誓約ケマル・アタチュルクを中心とするトルコの祖国解放軍は,すでにエルズルムおよびシバス会議においてトルコ領土の保全国民主権国民議会招集などの政策を打出していた。 1919年,イギリスの事実上の支配下にあったイスタンブールで招集された議会選挙において祖国解放軍は勝利を収めたが,それに力を得て 20年1月 28日,この議会に上述の両会議で決議された政策を「国民憲章」として採択させた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む