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国民経済学講義 こくみんけいざいがくこうぎFöreläsningar i nationalekonomi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国民経済学講義
こくみんけいざいがくこうぎ
Föreläsningar i nationalekonomi

クヌート・ウィクセル著。2巻。第1巻 "Teoretisk nationalekonomi"は 1901年刊,第2巻 "Om penningar och kredit"は 1906年刊。ウィクセル自身のそれまでの業績を集大成したもので,第1に,ウィリアム・スタンレー・ジェボンズ,カール・メンガー,レオン・ワルラスらを比較検討し,限界革命期の価値論を整理すること,ならびにジェボンズ,オイゲン・ベーム=バウェルクらの資本理論を発展させ,時間要素の重要性に着目しながら一般均衡と接合することが試みられた。第2に,貨幣が交換媒介として機能し,かつ価値貯蔵手段として保有される場合に,絶対価格水準の決定問題を貨幣数量説との関係で論じた。これら諸理論が統一的に扱われ,ワルラスの一般均衡体系に貨幣ないし資本を導入して理論を定式化し直すという徹底した理論構築がなされた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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