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資本理論 しほんりろんtheory of capital

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

資本理論
しほんりろん
theory of capital

生産された生産手段としての資本財の存在が市場経済,価格理論,生産理論,分配理論に対してもつ関係を明らかにしようとする理論。労働などの本源的生産要素から区別される資本財の特色は,それが人間によって作出されたものであることで,資本にかかわる基本問題はすべてこの事実を基礎としており,マルクス経済学オーストリア学派の資本理論,J.ノイマンの成長論など資本理論へのアプローチの仕方は多様である。特に問題となるのは資本財の利用にかかわって発生する資本利潤の説明についてであって,近年では,資本の限界生産力説に立脚する新古典学派と投資乗数の理論に基礎をおくケインズ学派との間に論争が行われた。

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