国民革命忠烈祠(読み)こくみんかくめいちゅうれつし

世界の観光地名がわかる事典 「国民革命忠烈祠」の解説

こくみんかくめいちゅうれつし【国民革命忠烈祠】

台湾の首都台北(臺北、タイペイ)の市内(中山区北安心路)にある、国民革命(辛亥革命)や対日抗戦(日中戦争)、中国共産党との内戦(国共内戦)で戦死した約33万人の人々を祀る祠。1969年に建設され、本殿北京の太和殿を模してつくられた。3ヵ月ごとに陸、海、空軍交替警備にあたっており、1時間おきに儀仗兵の交代セレモニーを見ることができる。祠に至る参道には戦史資料館がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android