国民革命忠烈祠(読み)こくみんかくめいちゅうれつし

世界の観光地名がわかる事典 「国民革命忠烈祠」の解説

こくみんかくめいちゅうれつし【国民革命忠烈祠】

台湾の首都台北(臺北、タイペイ)の市内(中山区北安心路)にある、国民革命(辛亥革命)や対日抗戦(日中戦争)、中国共産党との内戦(国共内戦)で戦死した約33万人の人々を祀る祠。1969年に建設され、本殿北京の太和殿を模してつくられた。3ヵ月ごとに陸、海、空軍交替警備にあたっており、1時間おきに儀仗兵の交代セレモニーを見ることができる。祠に至る参道には戦史資料館がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android