警備(読み)ケイビ

精選版 日本国語大辞典 「警備」の意味・読み・例文・類語

けい‐び【警備】

  1. 〘 名詞 〙 変事にそなえて警戒し防備すること。非常にそなえる準備警護
    1. [初出の実例]「於是益講武事、警備隣国」(出典日本外史(1827)一三)
    2. 「僕は杭州の警備に四ケ月を過し、上海に来り」(出典:麦と兵隊(1938)〈火野葦平〉五月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「警備」の読み・字形・画数・意味

【警備】けいび

万一に備える。〔漢書、匈奴伝〕單于、犂王をして邊を窺はしむ。~時に、先づを得て、其の計を聞く。天子邊に詔して備せしむ。

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