国立大学図書館協会(読み)こくりつだいがくとしょかんきょうかい(英語表記)Japan Association of National University Libraries

図書館情報学用語辞典 第5版 「国立大学図書館協会」の解説

国立大学図書館協会

国立大学図書館の協力活動の推進を目的とし,国立大学図書館を会員として1968(昭和43)年に設立された国立大学図書館協議会が,2004(平成16)年に国立大学の国立大学法人化に合わせて改称した団体.日常活動としては,総会,各地区協議会総会などが開催されている.また,随時,調査研究班や特別委員会が設置され,相互貸借,相互利用,図書館機械化,職員などの問題について報告書を作成している.最近では,デジタルアーカイブ,オープンアクセス(OA),学術情報流通にかかわる報告を行っている.国立大学図書館協議会の機関誌として創刊された『大学図書館研究』(1972- )は,国公私立大学の図書館員が共同編集する形に移行し,2018年(107号)からJ-Stage上でOA化されている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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