精選版 日本国語大辞典 「国郡」の意味・読み・例文・類語 くに‐こおり‥こほり【国郡】 〘 名詞 〙① 国と郡。[初出の実例]「明年の三月に、卜部宿禰陰陽博士、軒廊(こんらう)にして国郡(くにコほり)を卜定す」(出典:西源院本太平記(14C後)二一)② 領地、所領。[初出の実例]「いかなる人にもほうこうし、くにこほりをもたまはりて、ゑいぐゎをきはめ、世にあらばやとおもひて」(出典:御伽草子・小男の草子(室町末)) こく‐ぐん【国郡】 〘 名詞 〙 くにとこおり。[初出の実例]「又撫二導百姓一。勧二課農桑一。心存二字育一。能救二飢寒一。実是国郡之善政也」(出典:続日本紀‐霊亀元年(715)五月辛巳) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例