明年(読み)ミョウネン

デジタル大辞泉 「明年」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ねん〔ミヤウ‐〕【明年】

今年の次の年。来年。「明年早々に着工する」
[類語]来年翌年明くる年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「明年」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ねん ミャウ‥【明年】

〘名〙 その人が現在身を置いている次の年。あくるとし。来年。
※雑言奉和(10C初か)奉和聖製河上落花詞〈坂田永河〉「今歳蹉跎雖落尽、明年還復堪攀折
※高野本平家(13C前)一「主上明年(ミャウネン)御元服御加冠拝官の御さだめの為に」 〔劉廷芝‐代悲白頭翁〕

あくる【明】 年(とし)

① その年の次の年。翌年。
※観智院本三宝絵(984)中「あくる年の二月十五日の朝より」
② 新しい年。新年。元日。
俳諧・増山の井(1663)正月「明るとしの月とも」

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普及版 字通 「明年」の読み・字形・画数・意味

【明年】みよう(みやう)ねん

あくる年。来年。唐・杜甫〔九日藍田の崔氏荘〕詩 年、此の會、知んぬ誰(たれ)か(すこ)やかなる うて(しゆゆ)を把(と)つて、子細(しさい)に看る

字通「明」の項目を見る

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