卜定(読み)ボクジョウ

デジタル大辞泉 「卜定」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐じょう〔‐ヂヤウ〕【×卜定】

吉凶をうらない定めること。ぼくてい。
国郡を―あって、抜穂ぬきぼの使ひを丹波の国へ下さる」〈太平記・二五〉

ぼく‐てい【×卜定】

ぼくじょう(卜定)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卜定」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐じょう‥ヂャウ【卜定】

  1. 〘 名詞 〙 亀卜によってうらない定めること。事の吉凶をうらない定めること。ぼくてい。
    1. [初出の実例]「斎王卜定之後、可除目歟者」(出典小右記‐永観二年(984)一一月一日)

ぼく‐てい【卜定】

  1. 〘 名詞 〙ぼくじょう(卜定)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android