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国際石油市場 こくさいせきゆしじょう international oil market

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知恵蔵2015の解説

国際石油市場

原油と製品のスポットマーケット(現物市場)と、将来の価格を予約して一定量以上の石油取引を行う石油先物市場からなる国際的な石油市場。原油価格は、1960年代まではメジャーが主導権を握ったが、73年の第1次石油危機以降はOPECの手に移り、産油国の政府販売価格(GSP)に基づく長期契約で価格が決められた。しかし、83年以降、英国が安値の原油スポット販売を優遇したことがきっかけとなってスポット比率が急増し、国際原油価格を決定するようになった。米国産WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)、英国産北海ブレント、中東産ドバイの3油種が原油市況をリード。また、83年3月、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)に米国原油WTIが上場されて以降、石油先物市場が急速に発展した。現在では、NYMEXのWTIの先物価格が原油市況の先行指標となっている。

(飯田哲也 環境エネルギー政策研究所所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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