国際連合教育科学文化機関(読み)こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん(その他表記)United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization; UNESCO

精選版 日本国語大辞典 の解説

こくさいれんごう‐きょういくかがくぶんかきかん‥レンガフケウイククヮガクブンクヮキクヮン【国際連合教育科学文化機関】

  1. ユネスコ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

国際連合教育科学文化機関
こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん
United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization; UNESCO

国連専門機関の一つで,教育,科学,文化の分野における国際協力を促進することによって,世界平和と安全に貢献することを目的とする。略称ユネスコ。連合国文部大臣会議の発議をうけて 1945年11月にイギリスロンドンで開かれた国際連合教育文化会議で「ユネスコ憲章」が採択され,1946年11月フランスのパリで発足した。国連加盟国はユネスコ加盟国になる権利を有する。主要機関は総会,執行委員会,事務局である。総会は,1952年までは年次開催であったが,その後 2年ごとに開催されている。憲章改正や条約の採択などは 3分の2で,通常は過半数表決を行なう。総会が選挙する執行委員会は,当初は個人的資格での選任であったが,アメリカ合衆国の提案で,1954年の総会において自国政府を代表する者になり,さらに日本(1951加盟)の提案で,1991年の総会において「51の加盟国」で構成されると改められた(第5条A項)。2011年現在,加盟国数 195。

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百科事典マイペディア の解説

国際連合教育科学文化機関【こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん】

ユネスコ

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旺文社世界史事典 三訂版 の解説

国際連合教育科学文化機関
こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん

ユネスコ(UNESCO)

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世界大百科事典(旧版)内の国際連合教育科学文化機関の言及

【児童福祉】より

…児童自立生活援助事業とは,里親もしくは保護受託者からひとり立ちした義務教育終了後の児童が,自立できるように,これらの者が共同生活を営む住居において,相談その他の日常生活上の援助や生活指導を行う事業としている。
【国際的な児童福祉機関】
 国際的な視野で世界各国の最もめぐまれない児童の問題解決を図りつつある代表的な公的機関としては,国際連合の専門機関である国際連合児童基金(ユニセフ),国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)がある。また世界の児童の保健問題については世界保健機関(WHO)が飢饉や戦乱で食糧危機にみまわれた児童の援護に当たり,飢餓状態の人々に対しては世界食糧理事会(WFC)や国連食糧農業機関(FAO)が介入する。…

【ユネスコ】より

…国際連合教育科学文化機関United Nations Educational,Scientific and Cultural Organizationの略称。教育,科学,および文化の面での国際協力を目的とする国際連合の専門機関。…

※「国際連合教育科学文化機関」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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