土仏の水遊び(読み)ツチボトケノミズアソビ

デジタル大辞泉 「土仏の水遊び」の意味・読み・例文・類語

土仏つちぼとけ水遊みずあそ

土仏が水に溶けて崩れていくところから》身の破滅を招くようなことをみずからすることのたとえ。土仏の水狂い。土仏の水なぶり。

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精選版 日本国語大辞典 「土仏の水遊び」の意味・読み・例文・類語

つちぼとけ【土仏】 の=水遊(みずあそ)び[=水(みず)なぶり・=水狂(みずぐる)い]

  1. ( 土が水中でとけて崩れていくところから ) 危険が身にせまることを知らないで、自分で自分の身を破滅に導くこと。身のほどしらずのことをして、自分の身をもちくずすことのたとえ。土人形水遊び
    1. [初出の実例]「イカニ ハラガ タテバトテ、チカラニ カナワヌ アイテニ ムカウテ アタヲ ナサウト クワタツル コトワ、tçuchibotoqeno(ツチボトケノ) mizzunaburi(ミヅナブリ)ヂャ」(出典:天草本伊曾保(1593)蝮と小刀の事)

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