土仏(読み)ドブツ

デジタル大辞泉 「土仏」の意味・読み・例文・類語

ど‐ぶつ【土仏】

土製仏像布袋ほていの像をいう場合が多い。つちぼとけ。

つち‐ぼとけ【土仏】

土でつくった仏像。どぶつ。

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精選版 日本国語大辞典 「土仏」の意味・読み・例文・類語

ど‐ぶつ【土仏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 土製の仏像。特に、布袋(ほてい)の像をいう場合が多い。つちぼとけ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. ( 形動 )( 布袋の土像に似ているところから ) みにくく太っていること。また、そのさま。多く、太った女性についていう。
    1. [初出の実例]「土仏(ドブツ)内儀大力と聞たに違ひいかいめろめろ」(出典浄瑠璃和田合戦女舞鶴(1736)二)

つち‐ぼとけ【土仏】

  1. 〘 名詞 〙 土をこねたり、焼き固めたりして作った仏像。どぶつ。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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